日台の架け橋

 

にったいのかけはし

台湾のことを多くの人にもっと知ってもらいたく、メールマガジン「遥かなる台湾」を配信しています。今回、この配信を編集し、出版しました。ガイドブックとか専門書などと違い、日台の絆を視点に置いてあり、気軽に読んでいただけるよう整理してあります。日台双方の多くの人たちに読まれ、日台の絆がより強固になれば望外の喜びです(著者)。

表紙絵『龍騰断橋』(羅仁弘作):廃線となった旧山線の龍騰断橋は、台湾鉄道の芸術とまでいわれたが、残念ながら、1935年の大地震で崩壊した。

2013年10月14日 初版第1刷発行
●編著者:喜早 天海
●定価1,320円(本体1,200円)  ISBN978-4-903083-35-3 C0036
●A5判/196頁/並製
●発行 悠々舎
●発売 東京六法出版株式会社

【目  次】

第1章 東日本大震災と台湾
加油〈がんばれ〉日本/台湾から祈りと激励を短歌で/大地震で深まった日台の絆/WBC台湾戦に見る日台の絆の証

第2章 台湾あれこれ

NHKのど自慢イン台湾/新高山登山/日本統治時代の台湾/日本精神を持っている台湾人

第3章 日本とゆかりの地を旅する
通霄(海線)を訪ねて/彰化県永靖郷を訪ねて/タロコ号に乗って「日本」との出会いの旅/竹田駅にある池上文庫

第4章 知られざる史実
台湾東部の日本人移民村/白色テロ/李登輝総統と台中校

第5章 私と台湾
台湾の教え子との交流/我が師、その名は台湾/「今」を生きることの大切さを実感

第6章 白冷圳と兼六園
白冷圳誕生80周年―新社台地に根付いた友情/逆サイホンが結ぶ日台の絆/磯田技師顕彰に「感謝」長女・松任谷さんが人柄を語る