いきる自分心鏡
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いきるじぶんこころかがみ 聴く力を身につける「自分心アップ本」 ふだん、私たちはうまく「話そう」と心がけますが、うまく 「聴こう」とはあまり考えません。しかし、どんなにうまく話したとしても、相手が話を聴いてくれなかったらどうしますか。 会話はキャッチボールです。まずは相手の話をしっかり聴くことです。聴くとは、相手が話していることを自分の心の鏡で写してあげることができるかどうか、ということではないでしょうか。そのためには、どのような聴き方をすればよいのか、自分の心のありかたはどうあるべきなのか、を具体的な事例で分かりやすく紹介しています。 |
2014年10月10日 初版第1刷発行
●著者:杉山 雅宏
●定価:1,430円(本体1,300円) ISBN978-4-903083-37-7 C0037
●A5判/188頁/並製
●発行 悠々舎
●発売 東京六法出版株式会社
理解よりも共感することが必要!
これからの時代、周りの人たちと協力し合って、みんなで物事を進めていくことが大切になってきます。だからこそ私たちは共感する力が求められます。共感する力は、まさに聴く力に他なりません。聴く力は「あなたのことを知りたい、理解したい」という気持ちが核になります。相手を尊重し、大切にするマインドから生まれる気持ちです。スキルではありませんから、誰でも身につけることができます。
本書の構成
第1章 相手の存在を意識する
相手にしっかり伝えられるかどうかが問題。
第2章 傾聴のポイント
聴くために必要な自分作り/カウンセラーが用いるオウム返し/本音は最後にでてきます/
教えて下さいという謙虚な気持ち、など28ポイント。
第3章 伝え方の技術
伝え方が不得手な人が多い/「私は」と主語を明確にする。
第4章 聴くことは「安心・安全の提供」
ありのままを尊重する姿勢/アドバイスは要注意。
第5章 話を聴くときのストレス
相手と距離を置きたい/言いにくいことを言わなければならない。
第6章 自分心を知ろう
積極的な自己主張/アサーティブに伝えるとは。
第7章 話を聴いてもらうために
聴いてもらう機会も低下している/自分の弱さを見せられるようになる。
第8章 自分の気持ちに気づきましょう
自分と向き合う/自己評価について。