愛国中学生の日記

 
あいこくちゅうがくせいのにっき
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2016年9月10日 初版第1刷発行
●著者:赤塚 順一
●定価:1,528円(本体1,389円)  ISBN978-4-903083-43-8 C0095
●四六判/268頁/上製

 


「大東亜戦争敗戦後の転向」

昭和20年の中学3年生のときの日記をありのままに公開!

戦時の軍国主義体制―毒ガスマスクなどの軍需品を作る工場への勤労動員―から、戦後の米軍の占領下において戦前の軍国主義の教育体制とは全く異なった平和的民主教育に突如変換して、子どもの道徳心、社会における個人の義務や権利などの考え方が根本から変わっていかざるを得なかった状況下で子どもたちの心の変遷はどのようなものだったのか、今、振り返ってみるのも意義あることではないか。


著者紹介:赤塚 順一(あかつか じゅんいち)

1931年東京府生まれ。淀橋区立第四小学校,都立第九中学校を経て、1955年東京慈恵会医科大学卒業。その後、同大学の小児科教授として勤務後,聖徳大学児童学科教授を務め、40数年間の教職を離れる。小児科医として大学病院に勤務し医学部の教育に関与してきたが、児童学科では全く新しい視点から「子どもの心」を理解する良い経験となった。


本書の構成

日記 [第一部] 中学三年生に進級から終戦日まで
日記 [第二部] 終戦翌日から中学三年二学期まで
日記 [第三部] 中学三年の正月休み
日記 [第四部] 中学四年生に進級後の一学期の生活
日記 [第五部] 中学五年生に進級から卒業まで
読後感 我が国の最近の子どもたちの成育上の問題点と対策
    (一) 愛国心
    (二) 戦前・戦後の親子関係
    (三) 師弟関係,友人関係
    (四) テレビなどマスコミ情報の子どもへの影響
    (五) インターネットによる子どものトラブル
    (六) 社会の風潮と子どもの行動との関係
    (七) 青少年の男女関係

 

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