大学1年生が学ぶ大学基礎論

 

だいがくいちねんせいがまなぶだいがくきそろん

よりよい人間関係づくりのために
大学で学ぶべきことは、現代科学の成果を身につけることですが、それだけではないと思います。自分たちが専門と定めたことを学ぶとともに、「人生とは何か」についても考える必要はあります。学問との出会い、教員との出会い、友だちとの出会いなどを通じ、人間形成を身につけることが当然期待されています。

2017年4月30日 初版第1刷発行
●編著:杉山 雅宏
 著者:大野賢一/川上準子/木戸沙織/小島良一/佐々木克之/佐俣紀仁/菅原美佳
●定価:1,650円(本体1,500円)  ISBN978-4-903083-45-2 C1037
●A5判/176頁/並製
●発行 悠々舎
●発売 東京六法出版株式会社

 

「大学基礎論」の講義目標

(1) 講義だけでなく、学生自身が読む、書く、話し合う、まとめてみる、発表するといった様々な活動を通じて、大学生が主体的に学ぶための基礎となる知識・技術の習得を目指す。
(2) 学習活動を通じ、人間関係を育むことを目指す。教員への聞きとり調査や、学生同士が協力して文献調査等を行うことで、コミュニケーション・スキル、リサーチ・スキルの基礎的素養を培う。
(3) 共に学び、共に考える活動を通し、専門科目への動機づけを高める。

本書の構成

第1章  大学生の人間関係について
T    大学生の人間関係
     コミュニケーションに自信がありますか?/苦手意識を捨てるようにする
U    対人関係が苦手な人のために
     分からないことは聞いてみる/勇気を出して「NO」と言ってみる

第2章  私立薬学部の講義における人間関係づくりの実践
     私立薬学部における特殊性について/温かい人間関係を構築する必要性

第3章  大学基礎論 講義

第4章  教員へのインタビュー

第5章  大学基礎論 講義

 

購入はこちら